春が待てずにハンギングバスケット

霧雨しとしと、と思うや、いきなり雲が切れお日様が出、また気がつくと、霧雨しとしと。そんな天気の中、近くのガーデン・センターへ出かけました。灰色と濡れた緑ばかりの日々を数えるのに飽き、春が待ちきれずに、明るい色の花を盛ったハンギングバスケットを作りたくなったのです。

冬のこの時期、ガーデン・センターで売っている花の主流は、ヴィオラ、パンジー、それにプリムラ(ポリアンサス)。というわけで、チョイスは比較的限られているのですが、花びらがぎざぎざで、他より多少華やかな感じのパンジー1パックと、造花の様な色のプリムラ3鉢を買いました。造花・・・そうですね、プリムラは、野生の花から、ガーデン様に生み出されたものなので、ある意味で、造花ではあるのです。プリムラ3鉢で1ポンド・・・これは、なかなかお買い得値段でした。

帰宅後、さっそく庭で、相変わらず、霧雨と太陽の交代劇が繰り広げられる中、ワイヤーの小型ハンギングバスケットに、中敷を入れ、土を入れ、明るい色の花たちを植え込み。ついでに、花壇の片隅に生えていたアイビーを少し取って植え込み。

ハンギングバスケットの中敷には、こけを使うのが伝統的なイメージがあります。「庭の芝生や花壇からこけを集めて使いましょう」、などと書いてあるサイトもありましたが、うちの庭には、バスケットをライニングできるほど大量のこけもなし。いつかのテレビ・ガーデン番組では、こけでなく、芝の刈ったもので代用するのも良い、とやっていましたっけ。冬季は庭の芝を刈る必要も無く、よって、切った芝も無いので、今回は、去年の夏に使った、人工の布の中敷を、洗って再利用しました。このほかにも、中敷は、紙の物、ココナッツのファイバーを使ったもの、と色々出回っているようです。芝刈りの季節になったら、一度、芝を使ってライニングしてみる事にします。もう少しナチュラルな感じになるでしょう。

キッチンの窓から見えるところに、バスケットを吊り下げました。料理しながら、このささやかな半球の楽園を眺められるのが嬉しいです。

残りの花たちも、こうして植えて。春まで、気を明るくさせてくれる手助けになるでしょうか。

コメント

  1. こんばんは
    今日はすごく寒かったです。
    写真はもう春が来たようですね。待ち遠しいです。
    私のチューリップは2つ芽が出ました。楽しみにしています。
    ハンギングにすると水やりが大変じゃありませんか?

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  2. すぐ乾燥する夏と違って、冬のハンギングバスケットはほとんど水遣りする必要は無い感じです。これを植えて、その日にたっぷり水を飲ませた後、土はまだ湿ったままで、以来、一度も水やっていないです。
    チューリップはそちらの方が早く咲き出すのではないでしょうか。

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