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誰が殺したクック・ロビン(Who killed Cock Robin?)

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Who killed Cock Robin? I, said the Sparrow, With my bow and arrow, I killed Cock Robin. Who saw him die? I, said the Fly, With my little eye, I saw him die. Who caught his blood? I, said the Fish, With my little dish, I caught his blood. Who'll make the shroud? I, said the Beetle, With my thread and needle, I'll make the shroud. Who'll dig his grave? I, said the Owl, With my pick and shovel, I'll dig his grave. Who'll be the parson? I, said the Rook, With my little book, I'll be the parson. Who'll be the clerk? I, said the Lark, If it's not in the dark, I'll be the clerk. Who'll carry the link? I, said the Linnet, I'll fetch it in a minute, I'll carry the link. Who'll be chief mourner? I, said the Dove, I mourn for my love, I'll be chief mourner." Who'll carry the coffin? I, said the Kite, If it's not through the night, I'll carry the coffin. Who'll bear the ...

桑の実摘んで現行犯

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caught red-handed(コート・レッドハンデッド)という英語のフレーズがあります。直訳すると、「赤い手をしているところを捕らえられる」ですが、「(犯罪や、その他よからぬ事を)行っている最中に捕まる、発見される」という意味。要は、現行犯です。 He was caught red-handed. 殺人を犯して、その血で手がまだ染まっている時に、発見されて捕まってしまう・・・というところから来たフレーズで、このレッドハンデッドが初めて、文学作品内で使用されたのは、スコットランドの作家ウォルター・スコットによる、「 アイヴァンホー 」だったと言います。この本読んだんですけどね、気がつかなかったです、このフレーズ。何せ、わりと長い本なので(・・・と言い訳)。 さて、先日見たテレビ番組で、エセックス州 チップトリー にあるジャム会社、ウィルキン・アンド・サンズ社の果実園で、桑の実(mulberry マルベリー)を摘む様子と、それをジャムにする様子を放送していました。この放送の中で、マルベリーを密かに摘み取ると、その実の汁で手が赤く染まってしまい、その色がなかなか落ちないのだそうで、「あ、こいつは、桑の実盗んでおった!」と犯罪が発覚してしまう・・・まさに、これも、「caught red-handed」である、などとやっていました。血に染まった手よりもご愛嬌ですが。 この番組を見た後、さっそくスーパーでマルベリージャムを探したのですが、ウィルキン社のものも、他社のものも、マルベリージャムなど置いていない。そこで、ジャム工場とショップが一緒になっている、チップトリーのウィルキン本社へ乗り込んだものの、ここのショップでも売っていなかったのです。レジの人に聞くと、「売切れてしまって、今週中には、また店に出せるようになると思うけれど。」そこで、「テレビ番組でやっていたから、ちょっと、どんな味かと思って。」という話をすると、「そうそう、それ以来、かなり人気が出たんですよね~。」テレビの威力はすごいのです。 その帰途、ちょろりと寄ったガーデンセンター。ガーデンセンターの一角にあったファームショップへ足を運ぶと、あったのです、ウィルキン社のマルベリージャム!テレビを見た人たちは、皆、私の様に、本社へ直行して、本社では品切れになってしまったのでしょう。約6ポンド...

クーム・ヒルからの眺め

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チルターン・ヒルズ(Chiltern Hills チルターン丘陵)は、オックスフォードシャー、バッキンガムシャー、ベッドフォードシャー、ハートフォードシャー州と4つの州を股にかけ、南西から北東へ斜めに走る白亜(チョーク)の丘陵地帯。 バッキンガムシャー州ウェンドーバーにあるクーム・ヒル(Coombe Hill)は、このチルターン丘陵内にあり、海抜約260メートル。丘周辺は、ナショナル・トラストにより管理されています。ちなみに、チルターン内で最も高い丘であるハディントン・ヒルは267メートル。山でなく、あくまで「丘」ですので、さほどの高さではないですが、眺めはなかなか。Coombe(クーム)という言葉には、森に囲まれた、川の流れない谷の意味があります。 やっと夏らしい日々が続くようになってきたので、えっちらおっちら、クーム・ヒル周辺のハイキングへと出かけてきました。ロンドンのメリルボーン駅から、チルターン・レイルウェイズで、約1時間とお手軽な距離であるのも魅力です。 クーム・ヒル上に立つのは、1904年に設置された、南アフリカでの第2次ボーア戦争(1899-1902年)の記念碑。当戦争で命を落とした、バッキンガムシャー出身の兵士達の慰霊碑です。過去、雷に数回打たれたという事ですが、まあ、100年以上も立っていると、ある程度の被害は避けられないでしょう。この記念碑が丘の上にそそり立つ姿は、周辺の土地からも良く見えます。 ハイキング中、ほとんど人を見かけなかったのですが、さすがにこの記念碑の周辺は、常に誰かしらが次々に現れ、景色を楽しんでいました。私たちも、ここでランチタイム。 ね、結構、いい風景でしょう。食も進みます。 HS2(ハイスピード2)と呼ばれるロンドンーバーミンガムを結ぶ高速列車の路線が、この周辺に建設される予定なのですが、地元民の間で一大反対運動が起こっています。あちこちで、「HS2反対」の立て札が見られ、私たちが座ってお昼をしたベンチにも、「あなたの眼前のこの景色の中を、HS2が走ることになるのじゃ」などと書かれた札がくくりつけてありました。さて、どうなるでしょうね。比較的裕福なこのあたりの住民達の圧力に負けて政府が折れるかどうか。 丘の西側には、1921年以来、英国首相の別荘として使用されているチェッカーズ...

Keep calm and carry on

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ペアで揃えてあったケシの花の模様のマグカップのひとつを、床に落として割ってしまいました。ちょっと気が利いた対のマグカップを、また買いたいな、と思っていた矢先、とある店のウィンドウに、上のマグカップが飾られてあるのを見て、「これじゃ!」と思い、購入。 ひとつには Keep calm and drink tea (慌てず騒がず、紅茶を飲もう) のスローガンが書かれ、 もうひとつには、 Keep calm put the kettle on (慌てず騒がず、やかんをかけよう) と書かれてあります。 *キープ・カームは、直訳は「冷静でいなさい」ですが、「慌てず騒がず」の方が語呂が良いと思うので、そう訳しました。 これは、戦時中、ドイツの爆撃に対して、イギリス市民に、落ち着いて日常生活を続けるよう呼びかけた、英政府の発行したポスターのスローガン、 Keep calm and carry on (慌てず騒がず、生活続行) のパクリ商品です。キャリーオンには、「(今やっている事を)続ける」の意があるので、要は、非常時ではあるけれど、冷静を保って、いつもと変わらず日常生活を続けましょう、的な心構えを唱えているわけです。 マグカップに使われているスローガンは両方とも、外でサイレンが鳴り響く非常事態の中、ひとり室内で落ち着いてやかんをかけ、紅茶を飲む、妙に肝の据わった、変なイギリス人を連想させるものがあり、そしてまた、紅茶を飲めば、全てはOKという、紅茶好き国民性も髣髴とさせるところが気に入っています。 実際、この戦時中のポスター(上の写真:英語版ウィキペディアより拝借)の発行数はさほど多くなかったらしく、当時は、それほど人目にとまらなかったようですが、やはり、戦時中の伝説のスローガンともなった 「ビジネス・アズ・ユージュアル」 と同じく、「キープ・カーム・アンド・キャリー・オン」も、今も時々使われます。特に昨今の経済危機を受けて、再浮上している感もあり、こうしたパクリ商品が巷に溢れています。 うちのだんなによると、入院中、看護婦さん用のオフィスの壁にも、このポスターが貼られているのを目にしたそうです。確かに、英語のウィキペディアに、当フレーズは、イギリスの看護婦さんたちの間で、非公式のモットーにもなっていると書かれてあります。 ...

ヘンリー2世のお家騒動

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うちのだんなが、間もなく予定されている骨髄移植にむけての事前治療のため、入院してから1週間が過ぎました。見舞いへ行く前後には、気晴らしになるよう、余裕があれば、何か楽しい事をするようにしています。欝になると嫌ですので。 ・・・という事で、友人が舞台劇「The Lion in Winter」(冬のライオン)が、ロンドンのヘイマーケット・シアターでかかっているのを見に行くと聞いて、便乗してきました。この「冬のライオン」は1968年の、ピーター・オトゥールとキャサリン・ヘップバーンの映画の方が有名ですが、もともとは舞台劇です。作者が、米人ジェームズ・ゴールドマンなので、ブロードウェイではかけられた事があるけれども、ロンドンの舞台にかかるのは、これが初めてだとか。主演は、ロバート・リンジーとジョアナ・ラムリーでした。イギリスでは、テレビでもお馴染みの2人ですが、日本では、さほど知られていないかもしれません。 1183年、ヘンリー2世が、クリスマスに、フランスのシノン城(上の写真)へ、自分の家族メンバーと若きフランス王フィリップを招いて起こる騒動、という設定で、季節柄はぴったりの興行ではあります。今の世でも、クリスマスに家族全員集合したはいいが、口論の末、不穏な空気で終わる、というケースは多々ありますが、これは、12世紀版、クリスマスに集まった家族の相続をめぐっての大喧嘩。一応、歴史劇の形はとるものの、半分コメディー調で、くすっとさせられるセリフが沢山入っています。 この作品のあらすじは、以前書いた映画記事 「冬のライオン」 をご参照下さい。 征服王ウィリアムから始まるノルマン朝3代目の王、ヘンリー1世(上記家系図参照)は、男児の世継ぎ無く、娘のマチルダに後を継がせる事を希望しますが、王亡き後、幾人かの貴族達は、女性の後継者を嫌がり、マチルダのいとこにあたるスティーブンを王として担ぎ上げ、イングランドは、この2人と双方の支持者の間で、一時内戦状態と化します。 マチルダの夫は、フランスはアンジューのジェフリー。この2人の間に生まれるのが、カリスマ王、ヘンリー2世です。ヘンリー2世は、イギリス、プランタジネット朝初代の王。プランタジネットとは、ヘンリーの父のジェフリーが、黄色い花を紋章に使っていた(黄色い花をヘルメットに挿していたという話も聞いた事がありま...

きらきら星と窓税

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きらきら光る、お空の星よ・・・と、世界中で、バイオリンなどの楽器を習い始めたばかりの子供達が、きこきこと弾くこの曲の英語の題名は、「Twinkle, twinkle, little star」。メロディーはフランスのものだそうですが、歌の詩は、イギリスの詩人、ジェーン・テイラーによるもの。1806年に出版された彼女と、姉のアン・テイラーによる詩集「Rhymes for the Nursery」に、「The Star」の題名で挿入されています。 Twinkle, twinkle, little star, How I wonder what you are. Up above the world so high, Like a diamond in the sky. When the blazing sun is gone, When he nothing shines upon, Then you show your little light, Twinkle, twinkle, all the night. Then the traveller in the dark, Thanks you for your tiny spark, He could not see which way to go, If you did not twinkle so. In the dark blue sky you keep, And often through my curtains peep, For you never shut your eye, Till the sun is in the sky. As your bright and tiny spark, Lights the traveller in the dark. Though I know not what you are, Twinkle, twinkle, little star. Twinkle, twinkle, little star. How I wonder what you are. Up above the world so high, Like a diamond in the sky. Twinkle, twinkle...

ロマネスコで無限を食べる

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この火星人が食べるような妙な形の野菜は、ロマネスコ・ブロッコリー(Romanesco broccoli)。あまり見かけないのですが、たまたま、マーケットの野菜の屋台で売られていたので買ってきました。 ブロッコリー、カリフラワーと同じくアブラナ属の植物。ロマネスコはビタミンC豊富だということで、調理法も、長時間煮たり焼いたりせず、ささっと手早く、が良いそうです。生でどんな味がするかと、そのまま少しもぎとって、かりっと食べてみると、キャベツ風味。キャベツも親戚ですから。ちなみに、ブロッコリーは、癌や白血病に良い食べ物だ、という噂を聞いて、だんなが白血病になって以来、よく買って、食べさせています。 ブロッコリー自体は、18世紀前半にイタリアからイギリスに導入された野菜。他のヨーロッパ諸国へも、同時期に、やはりイタリアから導入された模様です。イタリア語でブッロッコは、「小枝」の意味があるようですが、そこから来た名前なのか、ブロッコリーの小房は、小木か枝に見えなくも無い。このロマネスコも、房を縦にスライスすると、形の良い木のシルエットになります。 それにしても、この見事な幾何学形、自然の産物とは思えないのです。最近、日本の友人が、メールで、中世イタリアの数学者、フィボナッチ(Fibonacci)の螺旋の話を書いてきて、「耳、銀河の渦巻き、濡れた髪を振り上げたときの水滴の軌跡も、みな、フィボナッチの螺旋になるんだって」という下りを読み、頭に浮かんだのが、この野菜。これを見て、「まるで人工のようだ」などという感想を持ちながら、実際のところ、人工物の方が、自然の模倣でしょうか。 だんなに言わせると、「ロマネスコは、フラクタル(Fractal)の良い例でもあるんじゃないか。」だそうです。フラクタルは、去年亡くなったフランスの数学者、ブノワ・マンデルブロ(Benoit Mandelbrot)による概念。簡単に書くと、「図形、物の形の全体と部分は相似している。物の形の一部は、その全体の形を小規模に繰り返したもの。」 確かに、ロマネスコの一房一房を見ると、螺旋を描く全体の野菜を小型にしたもの。そして、フラクタルの概念によると、一房の中に、更に小さい螺旋形が隠されており、その中には更なる螺旋形があり・・・と目で見える範囲では限りあるものの、無限の螺旋形がこの野菜の中にあるという事になります。...

ロンドン・ブリッジ

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テムズ川を渡って、北はロンドンのシティー、南はサザーク(Southwark)を結ぶ橋が、ロンドン・ブリッジ。現在のものは、1973年に開通となった、特に風情も無いコンクリートの橋。上の写真は、北岸から、橋の南端を取ったもの。背景に頭をちょっこり覗かせている教会は、シェイクスピアゆかりのサザーク大聖堂。中世のサザークは、興行娯楽地域でしたので、シャークスピアのオリジナルのグローブ座も、この界隈にありました。 長い間、ロンドンの主な交通の目抜き通りであったテムズ川。物資も人も、テムズ上を船で移動させた方が、陸路を行くより早かったのでしょう。最初に、この辺りに橋をかけたのは・・・、そうです、やっぱりローマ人。43年にイギリスに遠征したクラウディアス帝の軍により、簡単な橋が建設され、後、さらにちゃんとした木製の橋が建てられたと言われます。そして、この橋の北側の、現在のロンドンのシティーにあたる場所が、ロンディニアム(Londinium)と称され、発展することとなります。今のロンドンは、ここから発生し、大きく広がっていくこととなります。ローマ人が去った後、この最初の橋は、取り壊されるか崩れるかし、発掘物から判断する限りにおいては、その後、かなり長い間、この場に橋がかけられた形跡はないようです。 1000年ごろ、木製の橋がかけられますが、これは、何度か侵入してくるバイキング達によって崩されたり、火災や洪水被害にあっては、修復され、建て直され。 ようやく木造の橋に懲りたか、ヘンリー2世の時代の1176年に、石造の橋の建築が始まり、これが完成するのが、1209年。旧ロンドン・ブリッジと呼ばれるものです。「London Bridge was built on woolpacks.」(旧ロンドン橋は、羊毛の上に築かれた)などと言われるよう、建築費の大部分は、羊毛にかけられた税金からまかなわれ。この旧ロンドン・ブリッジは、1831年に、取り壊されるまで、約600年以上もの間、活躍する事になります。橋の長さは約290メートル、19の石のアーチが使用され。 船で、このロンドン・ブリッジの下を通り抜けるのは、なかなか要注意だったようで、「London Bridge was made for wise men to pass over and fools to pass unde...

黒い羊と農場の風景

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先日、小さな農場の脇を走る遊歩道を辿って散歩に繰り出しました。 その際、この羊に遭遇。サフォークと呼ばれる種の、顔と足だけが黒く、毛が白い羊は良く見かけますが、顔も毛も黒い羊を見るのは珍しいので、ちょっと嬉しくなり。立ち止まって、呼びかけると、とことこと私達の方へ寄ってきた様子も可愛らしく。後で、調べたところ、Black Welsh Mountain Sheep と呼ばれる種のようです。 下はこの時のビデオ。だんなの手の臭いを、ふんふんと嗅いだ後、気に入らなかったか、すぐにくるりと振り向いて去って行ってしまいました。 白い羊毛と異なり、染色できない事から、一般に、昔から、黒い羊というのは価値が低いものとされていたようであり、また、黒という色が悪魔を連想させ、英語で、ブラック・シープというと、(家族や社会の中の)厄介者、風変わりな者の意味があります。 He is the black sheep of the family. (彼は一家の厄介者・変わり者だ。) そして、ブラック・シープと言って頭に浮かぶのは、「ナーサリー・ライム」(マザーグースの唄)のひとつの、「バー、バー、ブラックシープ」。羊が、バーと鳴くか、メーと鳴くか・・・各国により、音の判断と表現が違うというのも当たり前のようで、不思議なものです。 Baa, baa, black sheep, Have you any wool? Yes sir, yes sir, Three bags full. One for the master, One for the dame, And one for the little boy Who lives down the lane. メー、メー、黒羊 ウールはあるかい? はい、はい、あります 3袋、いっぱい ひとつはご主人用、 ひとつはご夫人用、 そして、ひとつは道を下った家に住む 小さな男の子のために 「バー、バー、ブラックシープ」を 聞いてみよう 。「きらきら星」と同じメロディーです。 この黒羊君の他にも、同じ農場に、ちょっと変わった羊達がのんびりしていました。 更に、歩いてゆくと、屋外で豚が飼われているところがあり。 一匹の大きな豚氏、背中がかゆいのか、さかんに、木で背中をごりごり掻いていました。ああ、気持ちはわかります。孫の手でも欲しいところか。 そして、子豚...

ロビンと秘密の花園

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赤い胸当てをしたような小鳥、 ロビン 。日本では、ヨーロッパコマドリと呼ばれるこの鳥は、クリスマス・カードのデザインにも頻繁に使われる事でもおなじみです。細い足と小さなくちばし、大きな黒い目は、まるでおもちゃ。 ヨーロッパコマドリは、庭仕事をしていると、掘り起こした土の中の虫やみみずを目当てに、近くに飛んできたりすることから、ガーデナーズ・フレンド(庭師の友達)などとも呼ばれています。 地面に突き立ててある庭を耕すためのシャベルやガーデン・フォークの取っ手に、ちょこんととまっているコマドリの絵は、良く目にするものです。ピーター・ラビットの絵本で、畑でにんじんをかじるピーターの脇にも描かれていました。 上の写真、植木鉢のふちにとまっているの分かるでしょうか。こっち見てます。 可愛い・・・のですが、縄張り意識はわりと強い鳥の様で、結構凶暴な面もあります。以前住んでいた家の庭の奥に、いつもいたコマドリ、他のコマドリが飛んで来ると、大変な剣幕で追いかけ、追い払ってました。人も鳥も、見かけによらないのです。 ***** さて、フランシス・ホッジソン・バーネット(Frances Hodgson Burnett)の「秘密の花園」(The Secret Garden)を読みました。 まだ大英帝国の下にあったインドで育った少女メアリー・レノックス。両親にほとんど無視され、インドの召使達に、育てられ、わがままで、ひねくれた彼女。コレラで両親が死亡した際、イギリスのヨークシャーに住む、せむしの叔父の豪邸に引き取られる。 叔父は、妻が、館の庭園内にある壁に囲まれた花園の木から落ちて死んでから、すっかり落ち込み、始終、館を留守にするようになっていた。妻が生存中は、2人でこよなく愛したこの花園は、10年間、鍵をかけられたまま、誰も入ったものがいない。 メアリーはこの花園の話を聞いてから興味がわき、その花園への鍵とツタに覆われたドアの場所を知りたがるのですが、メアリーを、その秘密の場所へ導くのが、館の庭に住み着いていたロビン(ヨーロッパコマドリ)。メアリーが、徐々に元気な普通の少女へと変身する、最初のきっかけも、このロビンと仲良しになった事から。 やがて、ムーアのコテージに住む自然を愛する少年ディッコンと共に秘密の花園を生き返らせ...