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黄色と青の競演

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先週、毎年、大体見に行っている、森林の地面を青く染める ブルーベル の花を、今年も求めてのハイキングに行ってきました。庭にポチポチ勝手に生えてくる、原種ではない、スパニッシュ・ブルーベルが咲きそろい始めたので、「行くなら、今だ!」と。 去年のブルーベルの記事 を探して見てみると、2週間くらい早い、4月の中頃に見に行っていました。 今回のブルーベルの花見は、以前、別のハイキングで行った、サフォーク州ビュアーズの、 ドラゴンの丘絵 のそばの自然保護地。 目的地に到着する途中で、畑の真ん中にハイキング路が走る、ぽっこりとした丘をひとつ超えて行くのですが、以前2回ほど、ここを歩いたときは、作物の収穫が終わっており、まるで砂漠のように何も生えていなかったのが、今回は、ここが、 菜の花畑 と化し、真っ黄色。 この真ん中をつっきって歩いて行ったのですが、妙に背の高い菜の花たちで、私たちの背丈とどっこいどっこい。蜂たちがぶんぶんと飛び交い、リックサックや洋服は、花粉で少々黄色に染まり。それでも、予想してなかったこの光景を、それは楽しみ、はしゃぎました。菜の花畑は、以前も横切ったことはあるのですが、ここまで、溺れるほど背が高いものは初めて。 ちなみにこれが、前回歩いた時の、同じ場所の風景。まるで火星か、月の砂漠。同じ場所でも、季節によってこれだけ違えば、何度行ってもそれぞれの味があるのです。 丘を登り切って菜の花街道を脱出すると、後は目的地は15分ほど。自然保護地帯の駐車場に止まっている何台かの車を見て、「車で来た人たちは、あの菜の花街道に遭遇しなかったのよね。」と、歩いたご褒美を感じ、ちょっと得した気分。 自然保護地の森の中のブルーベルたちの涼しげな青。サングラスが必要だったような、菜の花の明るい真黄ッ黄とは対照的で、こちらも、綺麗です。毎年これを見ないと、イギリスの夏が始まらないような気がして。 調度良い感じの場所に、ピクニックテーブルが置いてあったので、ここでブルーベルを眺めながらサンドイッチ。しばし、森林の木陰の中、青に染まった地面を眺めながら散策し、再び、同じ道をたどって帰途へ。 帰りは、行より少々、雲が多かったですが、それでも、菜の花の黄はまだ、目にまぶしく。菜の花のむこうには、ドラゴンの丘絵も見え隠れ。 菜