ルイス2時間観光

ジョージ王朝風の瀟洒な建物の並ぶハイストリート(目抜き通りを)歩きながら、ルイス城の、この立派なバービカンがいきなり目に入ると、「お、こんなところに城が・・・。」といささか、その唐突さに面食らいます。ハイストリートの影で息を潜めて、人をおどかそうと、隠れて待っていた風情があるのです。

最初の木製の城は、上の写真に見れる、この場から少し離れたプリン形の丘の上に立っていたという事です。



駐車時間が最高2時間という駐車場に車を止めた為、お城と、中心部をちょろっと歩き、サンドイッチのテークアウェイをするだけの大急ぎ観光となりましたが、印象はなかなか良かったです。ハイストリートを通過する車の量の多さが玉に傷ですが、ひょろりと、小さな細道などに入るとのんびり歩いて、ちょっとした面白い建物に遭遇できそう。


ルイスはまた、ブラディー・メアリーこと、カソリック信者の女王、メアリー1世の時代の1556年に、17人のプロテスタント信者達が、町の中心で、火あぶりの刑にされた事でも有名。毎年、11月5日のガイ・フォークス・ナイトに、ルイスでは、かなり盛大なボン・ファイヤーの祭りが行われますが、この祭りは、ガイ・フォークス・デーの記念と共に、17人のプロテスタントの殉教者達の記念の祭りともなっています。
*ガイ・フォークス・ナイトについては、過去の記事、「ガンパウダー・プロット」をご参照下さい。

ルイスは、ロンドン、ヴィクトリア駅から電車で約1時間10分。簡単に、日帰りで訪れる事ができます。
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