ドイツ人もお気に入りのシェフィールド・パーク・ガーデン

其々高さの違う、いくつかの池が繋がってある庭園。英国18世紀ランドスケープ・ガーデン界のスーパー・スター、ランスロット・(ケーパビリティー)・ブラウンによるデザイン。


それにしても、ツツジ、シャクナゲともみじ・・・?どれも、酸性土を好む植物です。ここより少し南の地は、サウス・ダウンズと呼ばれるチョーク層地帯で、土はアルカリ性のはずなのに、ここは違うのか・・・と疑問に思ったら、サウス・ダウンズから、やや北上したこの場所は、ウィールド(Weald)と呼ばれる地で、上層のチョーク層が、すっかり侵食されてしまっており、それよりも古い土壌がむき出しになっているエリア。日本で良く見られる、アルカリ土に弱い植物達も丈夫に育ってくれるわけです。




私達がたどり着いたとき、調度、バスツアーの団体さんが入場するのとかち合わせになったのですが、ドイツ人の団体さんでした。今回の旅行、イーストボーン、ビーチーヘッド、ルイス、そしてブルーベル鉄道と、この庭園、と回ってきたのですが、途中、ビーチーヘッドとルイスでも、見かけた外人(イギリス人でない)観光客は、ほとんど全員、ドイツ人だった気がします。
なんであんなにドイツ人ばかりだったのか・・・ドイツは休日だったのかな・・・と、後で調べてみたら、6月12日の日曜日が、Whit Sunday(ペンテコステ 精霊降臨)と呼ばれる、キリストの信者達の上に、天から精霊が降る日。翌日の月曜日もWhit Mondayと呼ばれる休日のようです。イースターと同じで、毎年、日付が変わる休日だとの事。私達が旅行したのは、14日(火)と15日(水)でしたが、連休を利用し、1週間の休みを取って、イギリス旅行・・・などというドイツ人観光客がいたのかもしれません。
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