レモンタイムの花

庭で、レモンタイム(Lemon Thyme)のうす紫(濃いピンクとも言えますか・・・)の花が咲いています。

ラテン名のThymus citriodorusは、「シトラスの香りのタイム」の意味。葉を指できゅっとこすったり、庭を歩いている時に踏んでしまったりすると、さわやかなレモンの香りがします。タイムには、色々な種類がありますが、このレモンタイムだけを取っても、うちで育てているものの他にも、白い花を咲かすものなど、いくつか違ったものがあるようです。

ほふく性で、横にどんどん広がるタイプなので、花壇の一部を、土が露出しないよう、植物で埋め尽くしたい時、非常に便利なグラウンド・カバーとなります。雑草の妨げにお役立ち。常緑で、一年中緑を保ってくれるほかに、5月から7月にかけての、この綺麗な花・・・育てて本当によかったと思っている庭の植物のひとつ。

タイムの葉は、もちろんハーブとして、人間様の料理に使えますが、花は、ミツバチや、マルハナバチ(バンブルビー)に大人気。花から花へ移動するのに、蜂たちは、飛ばずに、この紫のカーペットの上をよちよち這って移動できるので、飛ぶエネルギーの節約の意味でも、ビー・フレンドリーです。

なかなかタフで、時折、上を踏んで歩いても平気なら、ほとんど放っておいても、勝手に育ってくれます。お世話と言えば、花が終わった後、毎年、ヘアカットをしてあげて、短く刈り込んでいるくらい。

ただ、ハーブ類によくあるよう、足が湿っているのを嫌うようで、植えるのは水はけの良い、比較的日当たりの良い場所を選びましょう。

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