ケイトとキャサリン

ケイト・ミドルトン。彼女の誕生証明書に載る正式の名は、キャサリン・エリザベス・ミドルトン(Catherine Elizabeth Middleton)、ケイト(Kate)は通称です。

周りの人間に、ケイトやケイティーと呼ばれながら、実名がキャサリンという人はわりといます。今回の結婚後、ウィリアム王子が即位し、彼女が女王となった暁には、本名のキャサリンで呼ばれる事となり、英国史上6番目のクイーン・キャサリンとなります。ちなみに、過去5人のクイーン・キャサリンは、ヘンリー5世妃(キャサリン・オブ・ヴァロア)、ヘンリー8世の最初の妃(キャサリン・オブ・アラゴン)、ヘンリー8世の5番目の妃(キャサリン・ハワード)、ヘンリー8世の6番目で最後の妃(キャサリン・パー)そしてチャールズ2世の妃(キャサリン・オブ・ブラガンザ)。

ケイトのスペルはほとんどの場合、Kateですが、キャサリンとなるとそのスペルはまちまち。Katherine、 Catherine、 Catharine、 Kathryn、 Cathrynなど。また、ケイトの中でも、女優のケイト・ブランシェット(彼女の本名はやはりCatherine)は、通常のように、「k」を使わず、ちょっと違いを出すためか、Cateとスペルしています。

そんなこんなで、ロイヤルカップルのウィリアムとキャサリン2人のイニシャルを並べると・・・ああ、WC!ケイト(Kate)を使い続けた方が良いのでは・・・。

*参考サイト*
ケイトという名に関するBBCの記事
過去5人のクイーン・キャサリンに関するデイリーメイルの記事

さて、誓いの言葉ですが、彼女が、ウェストミンスター・アベイ内で、カンタベリー大主教から聞かれるのは、

・・・love him, comfort him, honour and keep him in sickness and in health and, forsaking all others, keep only unto him so long as ye both shall live

健やかなる時も、病める時も、彼を愛し、慰め、敬意を表し、慈しみ、命ある限り、他のいかなる者も顧みず、彼のみに忠実である事を誓うか

となるそうで、少々時代遅れの「彼に従い」(obey him)というくだりは省略する事となりました。王様が、男児を生めない女王を離婚したり、首を切り落としていた時代に比べれば、大変な進歩です。

コメント

  1. おはようございます
    とてもいい天気です。きょうからゴールデンウィークになります。行楽日和です。モーニングの事、わかりました。朝からりっぱな服なんですね。きっと朝食もナプキンつけて、フォークとナイフでいただくんでしょうね。フォークと言えば,先週の骨董市で銀メッキのフォークを百円で手に入れました。きれいにみがいたら、あら素敵、いまから百年くらい前のものでした。スパゲティーを食べるのに使ってます。
    ケイトさんの事もありがとうございます。せつこをせっちゃんなんて呼ばれるのとにてるのでしょうか?
    日本ではCath kidston のバックが人気なんですが、これもケイトとよべますものね。いろいろありがとうございました。
    今夜、結婚式の生中継があるので楽しみにしています。

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  2. Cath(キャス) kidston という人は私は知りませんでしたが、調べたら、本名は、やはりCatherineでした。別の有名なCatherineに、「嵐が丘」のヒロインがいますが、こちらは、Cathy(キャシー)と呼ばれていましたね。色々あります。

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