空き瓶は捨てたものじゃない

去年の秋口、「もう、ガーデニングなんて、いいや、毎年同じ事の繰り返しで、面倒なだけ。」などと、ちらりと思っていたのに、花壇の花たちが、ぐんぐんと育って、開花していく季節になると、「やっぱり、せっかく大きめの庭があるのだから、がんばってガーデンニングしないと。」沢山咲いた花を、朝、庭に出て、切花するのも楽しみですから。

そうして、あっちの花、こっちの花、ちょいちょい切花をしながら、ふと考えてみると、うちには、いわゆる花瓶というものは、一個しかないのです。かなり大き目の花瓶で、外から買ってきた大型の花をどかーんと入れるのに、時々使うくらい。あとは、庭の花を飾るには、ガラスのコップ、コーヒーポット、飲物ジャグ、マグカップなど、切った花の大きさに合わせて、水が入るものを、なんでも使用。そして、もちろん、空き瓶も。

リサイクルの場所に持って行くために、冷蔵庫の脇に常時ためてある空き瓶たち。ちょいといい感じのラベルがついたものは、結構、花瓶として使ってみるとサマになるのです。シックなラベルのチップトリージャムの空き瓶はもちろん、の絵のラベルが付いた、はちみつの空き瓶などは、花を飾るのに、イメージぴったりですし。背の高いもの、寸胴なものと、形もいろいろあるので、切った花の背丈やボリュームに合わせて、適当なものを探すのも簡単。小型のビールびんなども、一輪挿しに使えそう。ラベルが擦り切れてきたら、リサイクルに持って行けば良いだけの話で、中身を使い果たした、別の空き瓶も常時出てくるわけですし。

空き瓶は捨てたものじゃない・・・と改めて思ったのです。

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