キャンディード・ピール
土曜日の夜に、だんなは、再び退院してきました。これで、もう入院は必要ないと願いたいところです。血球の数がまだ正常値に戻っていない為、退院後も、血と血小板をもらいに、吸血鬼のごとく、朝霧の中、病院通いです。しばらく、ばい菌が体内に入らぬよう食べ物は、要注意。フルーツも皮を剥いて食べるもののみ、という事なので、オレンジを大量買い。
せっかくこんなにあるオレンジの皮を使って、何か美味しいものでも作ろうと、キャンディード・ピールCandied Peel(日本では、オレンジピール・キャンディードと言うのでしょうか)に挑戦しました。とても簡単。
英語のレシピはこちらまで。
上のレシピを簡単に訳すと・・・
材料
グレープフルーツまたはオレンジ(混ぜても良い):4個
グラニュー糖:500g
カスター糖:テーブルスプーン2
1.果物の皮を剥き、皮を約5ミリの太さで短冊形にスライスする。鍋に水とスライスした皮を入れ、沸騰させ、15分ゆでる。
2.鍋のお湯を切り、皮をざるにあける。再び、鍋に皮を戻し、水を加え、沸騰させ、更に20分、やわらかくなるまでゆでる。その間、グラニュー糖をソースパンに入れ、250ミリリットルの水を加え、砂糖を溶かしながら沸騰するまで煮る。その後、火からおろす。
3.再び、皮をざるにあけ、湯を切る。今度は、砂糖シロップの入ったソースパンに皮を入れ、蓋をせず、1から1時間半、シロップの液体がほぼ無くなるまで煮る。
4.シリコンペーパーを敷いたトレーに、トングでひとつひとつピールをつまみ出し、置く。私はトングでなく、箸を使いました。日本人ですから。
5.キャンディード・ピールを載せたトレーを涼しい風通しの良い場所に置き、2日間乾燥させる。ポリ袋に、カスター砂糖とピールを入れ、ピールが良く砂糖にコーティングされるまで振る。シリコンペーパーの上に載せ、砂糖を定着させる。
密封容器に入れておけば数日保存可能。
シリコンペーパーが無かったので、普通のベーキング・ペーパーを使いましたが、かなりぺったりとくっつきます。シリコンペーパーだと、乾かした後、もっと剥がしやすいのかもしれません。
お菓子を自分で作る利点は、砂糖やバターなどの食べすぎ要注意材料を、実際どれだけ使ったか、というのが、しっかり分かる事。このオレンジピールを作るにも、砂糖をざらざらと、はかりの上に落としながら、「何だか、すごい量だな・・・」と心に焼き付き。よって、食べるときも、口に入る砂糖の量を考えながら、手当たり次第ばくばく、というより、おちょぼ口で少しずつ食べるのです。
大体において、砂糖の量は、レシピに書かれているものより、少なめにしてしまう私です。うちは、紅茶に砂糖は入れないので、その分、少し多めに食べていいのだ、という言い訳もありますが。
さて、寒い日は続き、日中でも景色は霜で白いのです。霜に覆われた植物もまた、砂糖菓子のように見えてくる。
これなどは、薄焼きのビスケットに、粉砂糖を振った感じで、上品な味がしそう。
詩人は、冬の景色を見て、それを哀しく美しく謳い上げ、凡人は「こんなの食ったら、美味そうだ」とよだれをたらす・・・。嗚呼!
せっかくこんなにあるオレンジの皮を使って、何か美味しいものでも作ろうと、キャンディード・ピールCandied Peel(日本では、オレンジピール・キャンディードと言うのでしょうか)に挑戦しました。とても簡単。
英語のレシピはこちらまで。
上のレシピを簡単に訳すと・・・
材料
グレープフルーツまたはオレンジ(混ぜても良い):4個
グラニュー糖:500g
カスター糖:テーブルスプーン2
1.果物の皮を剥き、皮を約5ミリの太さで短冊形にスライスする。鍋に水とスライスした皮を入れ、沸騰させ、15分ゆでる。
2.鍋のお湯を切り、皮をざるにあける。再び、鍋に皮を戻し、水を加え、沸騰させ、更に20分、やわらかくなるまでゆでる。その間、グラニュー糖をソースパンに入れ、250ミリリットルの水を加え、砂糖を溶かしながら沸騰するまで煮る。その後、火からおろす。
3.再び、皮をざるにあけ、湯を切る。今度は、砂糖シロップの入ったソースパンに皮を入れ、蓋をせず、1から1時間半、シロップの液体がほぼ無くなるまで煮る。
4.シリコンペーパーを敷いたトレーに、トングでひとつひとつピールをつまみ出し、置く。私はトングでなく、箸を使いました。日本人ですから。
5.キャンディード・ピールを載せたトレーを涼しい風通しの良い場所に置き、2日間乾燥させる。ポリ袋に、カスター砂糖とピールを入れ、ピールが良く砂糖にコーティングされるまで振る。シリコンペーパーの上に載せ、砂糖を定着させる。
密封容器に入れておけば数日保存可能。
シリコンペーパーが無かったので、普通のベーキング・ペーパーを使いましたが、かなりぺったりとくっつきます。シリコンペーパーだと、乾かした後、もっと剥がしやすいのかもしれません。
さらに、このキャンディード・オレンジピールを、チョコレートでコーティングするという手もあります。作ったもののうち半分ほど、湯煎で溶かした、カカオの量75%というダークチョコレートにディップして、写真のようなかんじになりました。ジャファケーキの様な風味で、美味しい。
お菓子を自分で作る利点は、砂糖やバターなどの食べすぎ要注意材料を、実際どれだけ使ったか、というのが、しっかり分かる事。このオレンジピールを作るにも、砂糖をざらざらと、はかりの上に落としながら、「何だか、すごい量だな・・・」と心に焼き付き。よって、食べるときも、口に入る砂糖の量を考えながら、手当たり次第ばくばく、というより、おちょぼ口で少しずつ食べるのです。
大体において、砂糖の量は、レシピに書かれているものより、少なめにしてしまう私です。うちは、紅茶に砂糖は入れないので、その分、少し多めに食べていいのだ、という言い訳もありますが。
さて、寒い日は続き、日中でも景色は霜で白いのです。霜に覆われた植物もまた、砂糖菓子のように見えてくる。
これなどは、薄焼きのビスケットに、粉砂糖を振った感じで、上品な味がしそう。
詩人は、冬の景色を見て、それを哀しく美しく謳い上げ、凡人は「こんなの食ったら、美味そうだ」とよだれをたらす・・・。嗚呼!
美味しそうです。毎年キンカンでマーマレードを作りますが、今年は不作なのか高いので、これを試してみようかと思います。オレンジではなく、これからいろいろ出てくる日本の柑橘類でも作れそうですね。カスター砂糖って知らなかったので調べてみました。粉砂糖とグラニュー糖の中間のようなイメージなのですが、それで良いのでしょうか。
返信削除こんばんは
返信削除オレンジピール おいしそうですね。昔、母が夏みかんの皮を同じようにお菓子にしてくれました。美味しかったです。ちょっと保存もできるので、真冬のお茶菓子になります。
我が家ではよく柚のジャムを作ります。柑橘類のジャムは朝のトーストにぴったりですぐになくなってしまいます。
マーマレードはイギリス特産でしょうか?美味しいのはイギリス産のような気がしますが、、。
すんません。凡人のわたしはおいしそう・・にしか感じませんでした^^
返信削除イギリスのお菓子はあまり食べたことがないのですが、これは初耳でした^^
アネモネさん
返信削除柑橘類なら、基本的に何でもOKではないかと思います。カスターシュガーは、その通りです。参考下のリンクまで。
http://www.bbc.co.uk/food/caster_sugar
私は家にカスターシュガーがなかったのと、多少健康的な感じがしたので、Demerara Sugarを代わりにまぶしました。ので、できあがりは、こりこり感がありました。
せつこさん、
返信削除ママレード、家にある食べ物辞典で調べてみたら、マーマレードを、スプレッドとして最初に朝食に食べ始めたのはスコットランドでの事だったという話です。以前は、もっと固いゼリー状だったため、お菓子の感覚で食べていたものに水分を多く加え、パンにのばせるようにした。その後イギリスでもその週間が始まり、大英帝国中に広がったとやら。
らぶさん、
返信削除イギリスのお菓子は、砂糖じゃりじゃり、カロリーも高めの物が多いかもしれません。特にこの季節、それでなくても太目のイギリス人は、ますます、クリスマス関係のお菓子を食べて、体重が増えるのだそうです。
おみやげに、日本に持って帰るお菓子は、何時も大体、スコットランドのショートブレッドですが。