O2アリーナのワールドツアー・ファイナル再び
現在、ロンドンのO2アリーナで開催されている、男子テニス・ワールド・トップ8が競う、ATPワールドツアー・ファイナルをはじめて見に行ったのは、すでに4年前の話になります。時がたつのは早いもの・・・。クリスマスが近づき、日が毎日のように短くなっていく、この時期のロンドンの恒例行事のようなものとなっている感がありますが、ATPワールドツアー・ファイナルが、確実にロンドンにとどまるのは、あと1、2年とやらで、いずれは、どこか別の地に移る事となります。去年は、行きそびれてしまったので、今年は、前もって席を予約。昨日、繰り出してきました。
テニスのトーナメントのチケット前予約は、どの選手がその日にプレーすることになるかわからないから、良い取り組みを見れるかどうかは運まかせ。誰がプレーするかわかるまで、買うのを待つという手もありますが、それはそれで、席が取れない可能性もあり。
今回、運よく、ワールドナンバー1に返り咲いたナダル対、勢いのついてきているスイスのナンバー2、スタニスラス・バブリンカ(ワウリンカ)の試合に当たりました。そのうち、フェデラーを抜いて、スイス、ナンバー1となる日も来るやもしれません。
シングルスの始まる前のダブルスの試合も、スペインのフェルナンド・ベルダスコとチェコのラデク・ステパネクが出場する試合を見ることができ、ダブルラッキー。
ナダルはいつ見てもエキサイティングで、がっかりする事はないし、うちのだんなは、バブリンカのスパーンと切れ味のいい、片手打ちバックハンド・ストロークが大好きで、想像の世界の中では、自分のバックハンドは、バブリンカの様だと信じているため、特に、大喜び。前日の夜、組み合わせが発表になった時、二人で、「カリンカ」のメロディーに合わせ、
バーブリンカ、バブリンカ、バブリンカカヤー
バーブリンカ、バブリンカ、バブリンカカヤー
と羽目をはずして歌いました。
以前から、バブリンカという名がカリンカのようだと、私は、彼をテレビで見るたびにメロディーを口ずさんでいたのですが、皆、考えることは同じで、当ツアーの初日の対戦で彼が登場した際に、スイスのファンが、同じように合唱しているのを聞きました。あはは。
2009年に、O2アリーナでナダルとロビン・ソダーリング戦を見た時は、ナダルがソダーリングにフレンチオーブンで負けた年で、ワールドツアー・ファイナルでも、ソダーリングのパワーに負けてしまったのでした。運は、めぐりめぐって、ソダーリングは数年前にかかったエプスタイン・バール・ウィルスがらみの病気からまだ立ち直っておらず、最近あまり見聞きしません。一方、当時は、「この人、選手人生短いかも」と思っていたナダルは、再び絶好調。ところで、エプスタイン・バール・ウィルス感染が原因の病気で、しばらく出て来れなくなってしまうテニス選手って、わりと多いのです。マリオ・アンチッチなどは、このウィルスが原因の病気で、引退しているし。ウィルス関連の病気は、場合によって、振り切ることが難しく、あなどれないものがあります。
今回は、奮発して、比較的良い席を選び、選手も近くで見れました。遠くから、豆粒のように見るより、やはり迫力が違う。
ダブルスとシングルスの間の休憩が、この日、比較的短かったため、だんながフィッシュ・アンド・チップスを買う列に並ぶ間、私は女性トイレへ駆けつけたはいいが、トイレの外へ10メートルほどはみだす行列。いつも、こういう公の場所の、女性トイレは、男性トイレの倍の大きさにするべきだと思うんですけどね。一緒に行った友人によると、男性トイレに、さりげなく入ってきて、使っていた女性もいたようです。男性トイレへ紛れ込む勇気の無かった私は、危うく、シングルスの出だしを見逃すかと思いましたが、すれすれで席へ戻りました。やれやれ。
バブリンカ、2セットとも、なんとかタイブレークへ持っていったものの、3セットに持ち込むことができずに負けてしまいましたが、なかなか良い試合でした。だんなは、何度か、「カモン、スタン(スタニスラスの愛称)!」とドでかい声で声援を送り、その度に、こだまの様に、他の何人かの観客も「カモン、スタン!」「カモン、スタン!」みんな、あの内容だったら、3セットを楽しみたかったですから。この日は、スイス軍団が「カリンカ」ならぬ「バブリンカ」を歌うのは聞けませんでしたが、牛の鈴のようなものを鳴らしながら、「アーレー、アレ、アレ、アレ、アレー、アーレー、アーレー(アレはフランス語でカモンにあたるもの)」と歌い。後ろの席のおばさんは、また、一大ナダル・ファンのようで、「ラファ、マイ・ベービー!ラファ、マイ・ダーリン!」とナダルがポイントを落とすたびに大騒ぎ。これも可笑しかったです。だんなが、振り返って「そんな心配そうな声を出すと、本人も心配になるかもよ。」なんてちゃかしてました。ナダルは、この対戦の結果で、今シーズンをワールドナンバー1のまま終わらせる事ができました。また、一度も優勝をしたことがない、ワールドツアー・ファイナルのトロフィーを何とか欲しいところでしょう。
私達が出かけた午後の部と対照的に、夜の部のベルディヒ対フェレール戦が、エンターテインメント価値に欠ける内容で、観客がいまひとつしーんとしていたようだったので、しつこいようですが、本当に運が良かった!
その上、試合の後は、おまけ・・・ではないですが、スーツ姿のロジャー・フェデラーが、ファンの人気ナンバーワンの賞を受けるセレモニーのため登場。ランキングは、下がっているのに、いまだ、人気は下がること無いフェデラー。2年前には、やはりO2にての、対フィッシュ戦でプレーする姿も見ることができましたので、O2様様です。あと1年とはいわず、永久にロンドンでワールドツアー・ファイナルのトーナメントの開催を続けてくれないかな、と贅沢を思うのでした。
今大会、まだラウンドロビンの段階ですので、決勝は、来週月曜日となります。
テニスのトーナメントのチケット前予約は、どの選手がその日にプレーすることになるかわからないから、良い取り組みを見れるかどうかは運まかせ。誰がプレーするかわかるまで、買うのを待つという手もありますが、それはそれで、席が取れない可能性もあり。
今回、運よく、ワールドナンバー1に返り咲いたナダル対、勢いのついてきているスイスのナンバー2、スタニスラス・バブリンカ(ワウリンカ)の試合に当たりました。そのうち、フェデラーを抜いて、スイス、ナンバー1となる日も来るやもしれません。
シングルスの始まる前のダブルスの試合も、スペインのフェルナンド・ベルダスコとチェコのラデク・ステパネクが出場する試合を見ることができ、ダブルラッキー。
ナダルはいつ見てもエキサイティングで、がっかりする事はないし、うちのだんなは、バブリンカのスパーンと切れ味のいい、片手打ちバックハンド・ストロークが大好きで、想像の世界の中では、自分のバックハンドは、バブリンカの様だと信じているため、特に、大喜び。前日の夜、組み合わせが発表になった時、二人で、「カリンカ」のメロディーに合わせ、
バーブリンカ、バブリンカ、バブリンカカヤー
バーブリンカ、バブリンカ、バブリンカカヤー
と羽目をはずして歌いました。
以前から、バブリンカという名がカリンカのようだと、私は、彼をテレビで見るたびにメロディーを口ずさんでいたのですが、皆、考えることは同じで、当ツアーの初日の対戦で彼が登場した際に、スイスのファンが、同じように合唱しているのを聞きました。あはは。
2009年に、O2アリーナでナダルとロビン・ソダーリング戦を見た時は、ナダルがソダーリングにフレンチオーブンで負けた年で、ワールドツアー・ファイナルでも、ソダーリングのパワーに負けてしまったのでした。運は、めぐりめぐって、ソダーリングは数年前にかかったエプスタイン・バール・ウィルスがらみの病気からまだ立ち直っておらず、最近あまり見聞きしません。一方、当時は、「この人、選手人生短いかも」と思っていたナダルは、再び絶好調。ところで、エプスタイン・バール・ウィルス感染が原因の病気で、しばらく出て来れなくなってしまうテニス選手って、わりと多いのです。マリオ・アンチッチなどは、このウィルスが原因の病気で、引退しているし。ウィルス関連の病気は、場合によって、振り切ることが難しく、あなどれないものがあります。
今回は、奮発して、比較的良い席を選び、選手も近くで見れました。遠くから、豆粒のように見るより、やはり迫力が違う。
ダブルスとシングルスの間の休憩が、この日、比較的短かったため、だんながフィッシュ・アンド・チップスを買う列に並ぶ間、私は女性トイレへ駆けつけたはいいが、トイレの外へ10メートルほどはみだす行列。いつも、こういう公の場所の、女性トイレは、男性トイレの倍の大きさにするべきだと思うんですけどね。一緒に行った友人によると、男性トイレに、さりげなく入ってきて、使っていた女性もいたようです。男性トイレへ紛れ込む勇気の無かった私は、危うく、シングルスの出だしを見逃すかと思いましたが、すれすれで席へ戻りました。やれやれ。
バブリンカ、2セットとも、なんとかタイブレークへ持っていったものの、3セットに持ち込むことができずに負けてしまいましたが、なかなか良い試合でした。だんなは、何度か、「カモン、スタン(スタニスラスの愛称)!」とドでかい声で声援を送り、その度に、こだまの様に、他の何人かの観客も「カモン、スタン!」「カモン、スタン!」みんな、あの内容だったら、3セットを楽しみたかったですから。この日は、スイス軍団が「カリンカ」ならぬ「バブリンカ」を歌うのは聞けませんでしたが、牛の鈴のようなものを鳴らしながら、「アーレー、アレ、アレ、アレ、アレー、アーレー、アーレー(アレはフランス語でカモンにあたるもの)」と歌い。後ろの席のおばさんは、また、一大ナダル・ファンのようで、「ラファ、マイ・ベービー!ラファ、マイ・ダーリン!」とナダルがポイントを落とすたびに大騒ぎ。これも可笑しかったです。だんなが、振り返って「そんな心配そうな声を出すと、本人も心配になるかもよ。」なんてちゃかしてました。ナダルは、この対戦の結果で、今シーズンをワールドナンバー1のまま終わらせる事ができました。また、一度も優勝をしたことがない、ワールドツアー・ファイナルのトロフィーを何とか欲しいところでしょう。
私達が出かけた午後の部と対照的に、夜の部のベルディヒ対フェレール戦が、エンターテインメント価値に欠ける内容で、観客がいまひとつしーんとしていたようだったので、しつこいようですが、本当に運が良かった!
その上、試合の後は、おまけ・・・ではないですが、スーツ姿のロジャー・フェデラーが、ファンの人気ナンバーワンの賞を受けるセレモニーのため登場。ランキングは、下がっているのに、いまだ、人気は下がること無いフェデラー。2年前には、やはりO2にての、対フィッシュ戦でプレーする姿も見ることができましたので、O2様様です。あと1年とはいわず、永久にロンドンでワールドツアー・ファイナルのトーナメントの開催を続けてくれないかな、と贅沢を思うのでした。
今大会、まだラウンドロビンの段階ですので、決勝は、来週月曜日となります。
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