ハート型の葉の観葉植物たち
最近になって、観葉植物をふたつ増やしました。 フィロデンドロン ブラジル(Philodendron headeraceum "Brazil")と、ハートカズラ (Ceropegia woodii)。両者とも、葉っぱがハートの形をしていることで知られています。最近は、こんなものも、インターネットで買えるので便利。ふたつとも、小さな段ボール箱の中、紙にくるくる包まれた形で、到着しました。
観葉植物としてのフィロデンドロンは、上述の通り、葉がハート型であるため、恋人の植物(Sweetheart plant)などとも呼ばれるそう。私の買った、ブラジルという品種は、1991年に開発されてデビュー。もとのフィロデンドロンが、濃い緑一色の植物であるのに比べ、ハート型の葉っぱのそれぞれに、思いのままに筆で描いたようなライムグリーンのパターンがついているのが特徴。この色の組み合わせがブラジルの国旗に似ているため、ブラジルと命名されたようです。
この植物は、かつて、知り合いの家に遊びに行ったとき、彼女の居間に長く垂れ下がったのを見て、きれいだなと思い、「これ、なんという植物?」と聞いても、彼女は人からもらったから、と知らなかった。その時の強い印象は、葉っぱがハート型というより、若い葉が、今まで見た植物の中でも一番きれいなライムグリーンだと感じたこと。それが、先日、お隣さんが、読み終わったからと私に回してくれた植物雑誌に、フィロデンドロン ブラジルが紹介されているコラムを見つけ、あ、あそこで見たのは、これだった、と思ったのです。比較的日当たりのいい場所で直射日光を避け、水のやりすぎ、またはからからにさえしなければ、育てるのは簡単と書いてあったのにも、心動かされ、ネットに名前を入れて探し出しての購入となりました。
また、この植物、一回こうして入手すると、カットして増やすのが簡単なようで、すでに、小さな植物の茎のあちこちから根が生えているのが見える。これをちょんちょんと2つほど切って、さっそく増やしてみようと、土を入れた小さなポットに差し込みました。成長するかな。
さて、二つ目の我が家の新顔、ハートカズラは、ハートの糸(String of hearts)という俗名の通り、小さなハート型の葉っぱが、のれんのように垂れ下がっている多肉植物。19世紀後半、今は南アの一部であるかつてのイギリスの植民地ナタールで、ジョン・メドレー・ウッドによって発見。学名のCeropegia woodiiの後ろの部分は、彼の名からとられています。彼が、キューガーデンへこの植物を送ったことで、イギリスで知られるようになります。
英語に、pull/tug at the/one's heartstrings という表現がありますが、日本語で言えば、「心の琴線に触れる」のような意味で、何かによって、ハートストリングス(心の糸)がはじかれて、深い感銘を受ける、といったときに使う表現です。そんな言葉を具象化したような植物。(心の琴線などというのも、いい言葉だなあ、などと今さら思います・・・。)
私は、新しいフィロデンドロンとハートカズラをそれぞれ、ライムちゃん、のれんちゃんと名付けました。 話しかけてはいませんが、毎日、かわいいじゃん、と葉っぱを撫でてしまいます。きっとこれも、私の精神衛生のために、悪いことではないでしょう。
※愛情や心を表すハートマークがどうやって出来上がったかについては、noteに記事を更新しましたので、よろしければご訪問ください。
心臓に似てないハートマークはどこから来た?|みに@イングランド





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