夏の庭の虫事情
私は虫が好きです。といっても、好きな虫の大方はいわゆる益虫ですが。
こちらは日本の様に虫をペットにするという習慣はないですが、庭は、訪れる蝶や蜂、益虫の数が多ければ多いほど良い庭だ、というのが信条です。

8月に入ってから、庭にやって来るホバーフライ(Hoverfly: ハナアブ)の数が非常に増え、マルハナバチたちに混じって、コーンフラワーや、やっと満開となりつつあるセイヨウマツムシソウ(Scabiosa)の花の蜜を満喫しているようです。

バーのカウンターよろしく、ひとつの花に何匹もとまって、蜜飲みながら世間話といったところでしょうか。
ホバーフライは、幼虫のときと大人になってからの食事が変わる虫で、幼虫は肉食。アブラムシをがばがば食べてくれます。大人になると、こうしてベジタリアンと化して、花の蜜を楽しみ、受粉活動に一役買い。鳥などから身を守るため、外見はワスプ(wasp スズメバチのような昆虫)に似せてありますが、これは見かけ脅しで、針が無いので、刺される心配は無し。時折、派手な色の洋服などを着て庭に出ると、花かと思って、体の回りを飛び回ったりしますが、「キャー」と叫んで逃げる必要は一切無しです。
ホバーフライのホバー(浮留する)の名の通り、2枚の羽をふるふると動かし、ハミングバードよろしく空中の一定の場所にしばしとまったりもする、動きを見ていて楽しい虫でもあります。種類も多いらしく、体の模様、サングラスの色などに、多少違いがあるものも見かけます。

先日見た上の写真のホバーフライは、本当にワスプのようで体はほかのものより3倍ほどの大きさ。てかてかと飴色に光り輝き。顔はまるで仮面ライダー。ちょっと恐ろしい感じですが、この方にも、刺される心配はありません。

セイヨウマツムシソウには、蝶のコンマも訪れてきました。前回の投稿で、コンマ・マークのある外羽の写真を載せたので、今回は羽を開いたところ。
庭にくる蝶の大方はモンシロチョウですが、時折、違う種類のものを見かけ、見かけるとすぐ、カメラを取りに部屋へ駆け込みます。

こちらは、ゲートキーパー(gatekeeper 門番)と呼ばれる蝶。縄張り意識の強い蝶だそうで、田舎道の脇の茂みや、野原の草深い一角などを行ったり来たりパトロールしている様子が門番のようだと、この名がついたようです。虫の名なども、昔の人たちが自然を観察して思ったことなどが現れており、面白いものもあるものです。
*****
さて、我家のラナー・ビーンズ(ベニハナインゲン)は、その葉も青々とうっそうと茂り、今や、支えのさおを覆い隠して内部は見えないほど。昆虫達にとっては、持って来いのアマゾンのジャングルと言ったところでしょうか。赤い花はもちろん蜂やホバーフライの人気の食事処。

当初、ラナー・ビーンズの蔓や葉にむらがる黒いアブラムシの数にうんざりさせられ、オーガニックの除虫剤をスプレーしていましたが、段々と、このインゲンのジャングルに住むてんとう虫の数の多さに気がつき、てんとう虫まで殺すのも嫌だし、その餌となるアブラムシを全滅させてもまずいかと、スプレーは一切中止。今や、そのてんとう虫の数たるや、数えだすときりが無いほどあっちにも、こっちにも。生まれてこの方、これだけの数のてんとう虫を見たのは、これが初めてです。

てんとう虫は、アブラムシの多い植物に卵を産み付けるといいますが、親の可愛い姿とはかなり違う、ちょっと醜い幼虫も沢山見かけます。

こんなさなぎになりかかりのものも見ました。

わずか30分で色が変わり。

数日間、さなぎの姿だったのが、ある日の夕刻ここから抜け出し、殻の近くに、まだ色がはっきり付いていない変身ほやほやのてんとう虫を見かけ、うれしくなり。

てんとう虫に害虫駆除をしてもらいながら、蝶や蜂、ホバーフライに受粉をまかせ、ここのところインゲン豆の収穫は毎日続いています。インゲンを集めた籠をキッチンに置いて、庭の益虫たちお疲れ様と、私はベンチでうたた寝です。
こちらは日本の様に虫をペットにするという習慣はないですが、庭は、訪れる蝶や蜂、益虫の数が多ければ多いほど良い庭だ、というのが信条です。

8月に入ってから、庭にやって来るホバーフライ(Hoverfly: ハナアブ)の数が非常に増え、マルハナバチたちに混じって、コーンフラワーや、やっと満開となりつつあるセイヨウマツムシソウ(Scabiosa)の花の蜜を満喫しているようです。

バーのカウンターよろしく、ひとつの花に何匹もとまって、蜜飲みながら世間話といったところでしょうか。
ホバーフライは、幼虫のときと大人になってからの食事が変わる虫で、幼虫は肉食。アブラムシをがばがば食べてくれます。大人になると、こうしてベジタリアンと化して、花の蜜を楽しみ、受粉活動に一役買い。鳥などから身を守るため、外見はワスプ(wasp スズメバチのような昆虫)に似せてありますが、これは見かけ脅しで、針が無いので、刺される心配は無し。時折、派手な色の洋服などを着て庭に出ると、花かと思って、体の回りを飛び回ったりしますが、「キャー」と叫んで逃げる必要は一切無しです。
ホバーフライのホバー(浮留する)の名の通り、2枚の羽をふるふると動かし、ハミングバードよろしく空中の一定の場所にしばしとまったりもする、動きを見ていて楽しい虫でもあります。種類も多いらしく、体の模様、サングラスの色などに、多少違いがあるものも見かけます。

先日見た上の写真のホバーフライは、本当にワスプのようで体はほかのものより3倍ほどの大きさ。てかてかと飴色に光り輝き。顔はまるで仮面ライダー。ちょっと恐ろしい感じですが、この方にも、刺される心配はありません。
セイヨウマツムシソウには、蝶のコンマも訪れてきました。前回の投稿で、コンマ・マークのある外羽の写真を載せたので、今回は羽を開いたところ。
庭にくる蝶の大方はモンシロチョウですが、時折、違う種類のものを見かけ、見かけるとすぐ、カメラを取りに部屋へ駆け込みます。
こちらは、ゲートキーパー(gatekeeper 門番)と呼ばれる蝶。縄張り意識の強い蝶だそうで、田舎道の脇の茂みや、野原の草深い一角などを行ったり来たりパトロールしている様子が門番のようだと、この名がついたようです。虫の名なども、昔の人たちが自然を観察して思ったことなどが現れており、面白いものもあるものです。
*****
さて、我家のラナー・ビーンズ(ベニハナインゲン)は、その葉も青々とうっそうと茂り、今や、支えのさおを覆い隠して内部は見えないほど。昆虫達にとっては、持って来いのアマゾンのジャングルと言ったところでしょうか。赤い花はもちろん蜂やホバーフライの人気の食事処。

当初、ラナー・ビーンズの蔓や葉にむらがる黒いアブラムシの数にうんざりさせられ、オーガニックの除虫剤をスプレーしていましたが、段々と、このインゲンのジャングルに住むてんとう虫の数の多さに気がつき、てんとう虫まで殺すのも嫌だし、その餌となるアブラムシを全滅させてもまずいかと、スプレーは一切中止。今や、そのてんとう虫の数たるや、数えだすときりが無いほどあっちにも、こっちにも。生まれてこの方、これだけの数のてんとう虫を見たのは、これが初めてです。
てんとう虫は、アブラムシの多い植物に卵を産み付けるといいますが、親の可愛い姿とはかなり違う、ちょっと醜い幼虫も沢山見かけます。
こんなさなぎになりかかりのものも見ました。
わずか30分で色が変わり。
数日間、さなぎの姿だったのが、ある日の夕刻ここから抜け出し、殻の近くに、まだ色がはっきり付いていない変身ほやほやのてんとう虫を見かけ、うれしくなり。
足についているねばねばの粘液の様なものを振り払おうとしばらくこうしてもがいていました。ちょっとエイリアン風です。夕食を作って、また見に行くと、もうジャングル内のどこかへ姿を消し、いなくなっていました。殻だけを後に残して。
これに触発され、室内の観葉植物のポット用に、オブンで焼く色つき粘土を使い、葉にちょこんと座っているてんとう虫を作ってみました。ポットのふちにかけるようにした飾りです。PCでこれを書きながらも、斜め上を見上げると、このてんとう虫が目に入り、何となく幸せな気分になります。
てんとう虫に害虫駆除をしてもらいながら、蝶や蜂、ホバーフライに受粉をまかせ、ここのところインゲン豆の収穫は毎日続いています。インゲンを集めた籠をキッチンに置いて、庭の益虫たちお疲れ様と、私はベンチでうたた寝です。
こんばんは
返信削除虫たちのお話、興味深く読ませていただきました。今日は早朝に松林に散歩にでかけて、ひぐらしの声を聞きました。蝉も朝夕のあの声はいいですね。そして、オオミズアオという蛾(モス)を玄関先でダーリンが見つけて、奇麗な色に関心しました。蝶にしろ蛾にしろよく見ると繊細で美しく仕上げられているのは驚きです。ただ、日本ではどこでもカ(モスキート)が多くて残念です。てんとう虫の観察記録は夏休みの宿題につかえそうですね。ところで、ピアズという飲み物はどんなものですか? ダーリンも知りたがっています。
追伸
返信削除ピムズの間違いでした。 聞いた事ありません。
イギリスには季節によって楽しむ飲み物あ色々ありそうですね。私の好きなヒューグラントがココアの事を楽しそうに話していたインタビューがありました。各家庭で独特な呼び方があって、子供時代の思い出になっているみたいですね。娘はおばあちゃんに暖めたミルクに砂糖をたっぷり入れてもらうのが大好きでした。
日本の蚊は本当に困りものですね。こちらにもいますが、体が比較的小さく、数も少ない感じです。蝉もこの国にはいないです。夏休みの宿題にてんとう虫日記はいいかもしれません。朝顔日記はつけさせられた覚えがあります。
返信削除ピムズの事は、去年のウィンブルドンの時期に記事にしているので、よかったら読んでみてください。
http://mini-post-uk.blogspot.com/2009/07/blog-post_03.html
または、右上の「このブログを検索」というところに、日本語でピムズと打ってもらえれば、出てきます。
マツムシソウ、きれいに咲きましたね。切り花にしても長持ちするし、大好きな花です。ホバーフライ、珍しいです。見たことがないように思うのですが、蜂と思っている中に混ざっているのかもしれません。こちらで益虫というとトンボ、なんでも一日に自分の体重と同じぐらい羽虫を食べるのだそうです。
返信削除おはようございます。蚊の多い日本の庭から開放されて、マンション13階の空中庭園を楽しんでいます。でもそこまでもちゃんと益虫、害虫と飛んでくるのです。(幸いながら蚊は来ません)プランターのミニトマトも受粉してくれるし、バジルにはバジル専用の害虫の小さい蛾(幼虫がバジルの葉を食べてしまいます)が来てしまいます。私も結構虫には寛大なので、よほどのことがなければ放置していますよ。しかしテントウ虫の孵化の様子は初めて見せてもらいました。私テントウ虫のピアス持ってますよ。とても可愛いのでお気に入りです。そういえば、イギリスではトカゲやクモなどのアクセサリーが結構ありましたよね。爬虫類も昆虫も好きなので喜んで1つ買いました。
返信削除アネモネさん
返信削除マツムシソウ、種から咲くまで、とても時間がかかった気がします。その過程、ひょろっとした雑草みたいで、本当に花咲くのか・・・なんて不安になったほど。咲き出すと、それはきれいです。多年草と1年草があるようですが、1年草のものを今回育てました。
日本にはトンボが多い、秋津の国だ、といつかこちらの新聞に載っていたのも思い出しました。
恋さん
返信削除昆虫の飛行距離、馬鹿にできないものがあります。蜂も巣から、かなりの長距離を飛んでくるようだし、うちの庭からてんとう虫が飛び立って、塀を越えて隣の庭へ飛んでいったのを見て、あんな姿でもやっぱり飛ぶのか、とあらためて思ったものです。それにしても、13階までやってきてくれる益虫はありがたいですね。
トカゲのモチーフは確かに良く見かける気がします。私もトカゲファンなので、大歓迎。
てんとう虫も、これだけ数が増えてしまうと、アブラムシの数が足りなくなり、お腹すかせて、死ぬ数も多いかな、と最近気になっていますが、それも自然のバランスなのかもしれません。十分な数だけ、冬越ししてくれればいいなと思っています。
Eu trabalho com abelhas, e achei muito interessante seu web site.
返信削除Atenciosamente
Isaac Soares de Medeiros
http://abelhasdosabugi.blogspot.com
Thank you for your comment.
返信削除(I don't speak Portuguese, but understood what you said.)
I love bees, especially bumblebees.
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