モンパルナス墓地の朝

今回のパリでのホテルは、モンパルナスにあったので、ホテルでの朝食を取る前に、近くのモンパルナス墓地を散歩して来ました。

この墓地、シャルル・ボードレール、サルトルとボーヴォワール女史、ジーン・セバーグ、サンサーンス、サミュエル・ベケット、セルジュ・ゲインスブール、ドレフュス事件のアルフレッド・ドレフュスなどのお墓があると言います。どこに誰のお墓があるのやら、墓地の図の入ったガイドブックを部屋に置いてきてしまったし、あまり時間もなし、特に捜し求める努力もせずに、ただ、雰囲気だけどんなものかと、かっちりと区画された墓の間を通る並木道の木陰をそぞろ歩きました。

墓地というよりは公園の趣で、近道をするためすり抜けた通勤風の人や、お散歩風の人が数人歩いているほど。観光客風はほとんど見かけませんでした。墓地の整備のお兄さん達に通りすがりに挨拶され。

墓地のほぼ中心に立つ像は、「永遠の眠りの天使」。

上の写真の、空ににょきっと突き出しているのは、巨大な墓石・・・ではなく、モンパルナス=ビヤンヴェヌーのメトロ駅の上に建つ、モンパルナス・タワー(Tour Montparnasse:トゥール・モンパルナス)。210メートル、59階建てのこのタワーは、現段階ではフランス国内で1番高いビルということ。レストランと見晴台があるらしいですが、今回は登りませんでした。絶景でしょうね。パリに合わない、醜い、と出来上がった後、不満の声が多かったようで、これが建てられすぐ、パリ中心部での高層ビルの建設は禁止になったとか。当のビルはそ知らぬ顔で、小人の国のガリバーとして周囲を見下ろしています。

こんなタイル張りの猫のお墓がありました。有名人のものではないようですが、冷たい感じの墓石より、死んだ人の楽しい性格を感じるようで、良いものです。それに、このお墓から出てくる幽霊なら、普通の墓石の陰からドロドロと出てくる幽霊より、怖くない気がします。私だったら、どんな墓を作ろうか、きのこの形なんてどうだろう、としばし考えていました。

ささっと歩いて、お腹もぐるぐるしてきたところで、朝ごはんへ戻りました。

コメント

  1. こんばんは
    すごく暑い一日でした。サッカーも始まって,夜更かしも続き、ちょっとばて気味です。モンパルナス この響きでパリですよね。シャンソンになかったかしら?
    公園のような墓地ですね。日本のお墓にくらべて明るく芸術的?に思います。

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  2. ワールドカップが妙な展開をしてますね。蓋を開けると、ドイツとドイツ系チームが思ったよりよくやっているというのが、経済と同じで。あとは、北朝鮮対ブラジル・・・が意外と面白かったです。
    ここ、本当、公園風です。シャンソンは、私、あまり知らないので、お答えできませんが。墓石にバラエティーがあるのはいいです。
    夏ばてと寝不足、気をつけて下さい。

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