春の予感

「春の予感」という南沙織が歌った曲がありました。化粧無しでも綺麗だろうな、という顔立ちで、英語もぺらぺら、というシンシアには、昔、ちょいと憧れたものです。彼女の歌う「春の予感」のビデオは こちら 。作詞作曲の尾崎亜美の歌うビデオもあったのですが、私は、シンシアの声の方が好きなので。懐かしいです。 春の予感、そんな気分 いつもと違うでしょう・・・ と、本日は、この曲を鼻唄してしまう暖かい日でした。 イギリスで、春に咲き出す花の順序として、まず、スノードロップ、そしてクロッカス、ダファデル(水仙)、それから、ヒヤシンス(屋外用)、チューリップ・・・というのが一般的な感じですが、今年は、去年に引き続き、また12月の寒さのせいで、スノードロップの開花が遅れたという話が出ていました。今は、あちらこちらに咲きそろい、クロッカスと時期を同じくして咲いています。 この他、うちの庭で、春早くこの時期に、ピンク色の明るい花を咲かせてくれるありがたい植物は、上の写真のBergenia(ベルゲニア)で、イギリスでの俗名は、Elephant's Ear(象の耳)。日本では、ヒマラヤユキノシタと呼ばれているようです。丈夫な、常緑のグラウンドカバーとして大活躍のこの植物、木や茂みの下の日当たりの悪いところでも、比較的良く育ってくれるのも助かります。英語の属名の由来は、楕円形の象の耳の様な、大きな葉からきています。 あまり、このヒマラヤユキノシタの花を切り花にするという話は聞かないのですが、私は好きで、咲き出してしばらく経ち、花の茎が長くなったところで、幾つか切り取って部屋に飾るのが毎年恒例です。 みつばちも徐々に見かけるようになりました。ヒマラヤユキノシタの花の周りにも、数匹見かけ、 クロッカスの中にも、はち達はつどい。すでに後ろの足には花粉の玉をつけています。 あ、バンブルビー(マルハナバチ)もやって来た。冬眠からさめた女王でしょうか。新しいシーズンにむけて、巣を作る前の、エネルギー補給?たくさん、飲んで行ってね。 春の予感に、てんとう虫も目を覚まし、葉の上を歩いていました! ヒマラヤユキノシタは沢山咲いているので、切花にしても、はち達の分はちゃんと残っているのでご心配なく。早く、庭のダファデルも開花して、昆虫達の食事どころも増えると良いですが。 鮮やかな色で、今も目を楽しませてくれて...