アドベントカレンダー



今年のクリスマスシーズンは、円形をしたアドベントカレンダーを買って飾っています。早春に設置した薪ストーブの上の壁に、庭の植物で作ったクリスマスリースをかけていたのですが、薪ストーブからの暖かい風がもわーっとあがっていって、リースはたちまち乾燥してしまったため、何か、代わりに飾るクリスマスらしいものを探していたのです。

「到来」を意味するアドヴェント(advent)は、キリストの到来(誕生)を待つ、待降節の期間。クリスマスから4つ前の日曜日(アドベント・サンデー)に始まり、クリスマス・イブに終わります。ちなみに、アドベント・サンデーの、更に一つ前の日曜日は、スターアップ・サンデーと称され、伝統的にクリスマス・プディングを作る日とされています。今年はプディング作り、少々出遅れたので、そろそろ材料を用意しないと。

一般に巷で売られているアドベント・カレンダーは、24の小窓が付いていて、それぞれ、1から24までの番号がふってあり、実際のアドベンとの開始とは多少ずれても、それを12月1日から、数字を追って、ひとつひとつ開けていくわけです。今年は、アドベントの開始の日曜日が、ぴったりと12月1日に当たっていました。開けた小窓の後ろには、クリスマス関係のエンジェルや、羊、お星様、などの絵が描かれています。子供には、クリスマスまでの秒読みに、アドベント・カレンダーの窓を毎朝開けるのが楽しみでしょう、きっと。おばさんだって楽しいんだから。




子供がいたら、こんな毎年使える木製のアドベントカレンダーもいいですね。番号に従って、毎日引き出しをあけて、中に小さなプレゼントを入れておくものです。伝統的なものからは、ちょっと離れてはいますが。

私が買ったのは、ナショナル・トラストのアドベントカレンダーで、人気のクリスマス・キャロルである「The Twelve Days of Christmas ザ・ トゥエルブ・デイズ・オブ・クリスマス」(クリスマスの12日)のイラストを背景に、24の小窓が、円内に散りばめられています。(このキャロルについては、また、いつか、別に書く事とします。)かつて、訪れた事のあるナショナル・トラスト所有の建物なども所々に描かれており。形も、デザインも、結構気に入っているので、捨てるのはもちろん、リサイクルに出すのも何となく惜しいので、十二夜になったら、綺麗に窓を全部しめて、また来年使おうかな・・・と、すでに、せこい計画をねっています。


※アドベント・カレンダーについて「note」にて新しく詳しい記事を書きましたので、興味のある方は訪れてみてください。(2025年12月)👇


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