ラジオ・ガ・ガ
All we hear is radio ga ga
Radio goo goo
Radio ga ga
聞こえてくるのは
ラジオのガーガー音だけ
ラジオのグーグー
ラジオのガーガー
英ロック・バンド、クイーンのラジオに捧ぐ歌「ラジオ・ガ・ガ」の一節です。
ラジオが大好きです。
初めて来たイギリスで英語の勉強をしていた頃、学校の先生いわく、「ヒアリングが上手くなりたければ、ラジオ沢山聞いて。BBCのラジオ4がいいよ。」
さっそく、近所の電気屋へ出かけ、一番小さく軽量で、一番安かったソニーのラジオを購入。この超頑丈ラジオは、今も、我が家のキッチンの棚にちょんと座って、朝食中、夕食の支度中、活躍しています。ベッドの枕元にも、目覚めの30分と寝る前の30分用に、かなり古ぼけた主人の両親の家で使っていたラジオを置いています。ラジオは他の事をしながら聞ける事が何といっても利点でしょう。もちろん、車の中でも聞けますし。
良く聞くラジオ局は、やはり今でもBBCラジオ4か、BBCワールド・サービス。イギリス国内関連や時事、政治風刺コメディーやクイズ、文化などをカバーするのがBBCラジオ4。海外いたるところからのニュースやトピックならBBCワールド・サービス。大体この2つの局を行ったり来たりして聞いています。
最近は便利になったもので、聞き逃した番組はそれほど時間がたっていなければ、インターネットでも聞けるようになりました。
BBCワールド・サービスとは、1932年に、BBCエンパイアー・サービスとして始まり、当初は名前の通り、崩壊前の大英帝国の各地に点在するイギリス人のための英語報道が目的で、海外への報道の為に作られた局。英国内では、受信できないエリアもあります。
聞き始めたのは、中学の時でしたか。以来、毎朝テーマ音楽で朝が始まる感じで、欠かさず聞いていました。当時のテキスト代は確か、150円くらい。低額のわりには効果の大きいの自己投資だったと思っています。はじめてイギリスの地に降り立ったとき、たどたどしいながらも、「あ、私ったら、喋れる・・・。」と思えたのは、ひとえに、この番組のおかげです。
貧しくなって家財がどんどん無くなっても、最後に手放すのはラジオ。家なき子になり、リヤカーに鍋釜と共に積んで、必ず持って行きたいのもラジオ。
All we hear is radio ga ga
Radio blah blah
Radio whats new?
Someone still loves you
聞こえてくるのは
ラジオのガー・ガーだけ
ラジオのペラ・ペラ
ラジオ、何か新しい事があったかい?
誰かが、まだ、君を愛している
*典型的イギリス家庭は、一家に一枚は必ず、クイーンのベスト・アルバムを所有しているそうです。その点では、うちも典型に属します。
Radio goo goo
Radio ga ga
聞こえてくるのは
ラジオのガーガー音だけ
ラジオのグーグー
ラジオのガーガー
英ロック・バンド、クイーンのラジオに捧ぐ歌「ラジオ・ガ・ガ」の一節です。
ラジオが大好きです。
初めて来たイギリスで英語の勉強をしていた頃、学校の先生いわく、「ヒアリングが上手くなりたければ、ラジオ沢山聞いて。BBCのラジオ4がいいよ。」
さっそく、近所の電気屋へ出かけ、一番小さく軽量で、一番安かったソニーのラジオを購入。この超頑丈ラジオは、今も、我が家のキッチンの棚にちょんと座って、朝食中、夕食の支度中、活躍しています。ベッドの枕元にも、目覚めの30分と寝る前の30分用に、かなり古ぼけた主人の両親の家で使っていたラジオを置いています。ラジオは他の事をしながら聞ける事が何といっても利点でしょう。もちろん、車の中でも聞けますし。
良く聞くラジオ局は、やはり今でもBBCラジオ4か、BBCワールド・サービス。イギリス国内関連や時事、政治風刺コメディーやクイズ、文化などをカバーするのがBBCラジオ4。海外いたるところからのニュースやトピックならBBCワールド・サービス。大体この2つの局を行ったり来たりして聞いています。
最近は便利になったもので、聞き逃した番組はそれほど時間がたっていなければ、インターネットでも聞けるようになりました。
BBCワールド・サービスとは、1932年に、BBCエンパイアー・サービスとして始まり、当初は名前の通り、崩壊前の大英帝国の各地に点在するイギリス人のための英語報道が目的で、海外への報道の為に作られた局。英国内では、受信できないエリアもあります。
今では、世界33ヶ国語での放送も行なわれ、貧しい国、政情不安な国、自国のメディアの信憑性があてにならない国などにとっては、貴重な情報源として重宝されています。
世界のあらゆるところに特派員がおり、考えた事もないような国や場所から報道が入ってきます。私のキッチンや寝室が、ジャングルになり、戦場になり、青い海になり、化学者のラボになり・・・。リスナー参加の討論番組では、世界のあちこちからの色々な人達が、其々のお国のアクセントのある英語で参加してきて、ひとつのトッピックを巡り、もりあがります。地球はひとつ、なんて実感する時です。
BBCテレビ、ラジオの国内サービスが、ライセンス・フィー(受信料)でまかなわれているのに対し、BBCワールド・サービスは外務省を通して、政府の補助金(税金)で経営されています。世界から信頼と尊敬を受ける放送局には、税金を使う価値がある、として。
このまま不景気が悪化すると、大好きなワールドサービスも消えてしまう事もあるのでしょうか。「我々は、貧乏だし、帝国なんてとうに無い。こんな他国の為のサービスなんてやってられない、やめちまえ」って。そんな日が来たら、ショックです。
日本でお世話になったラジオ番組は、何と言っても、NHKラジオ英会話。
聞き始めたのは、中学の時でしたか。以来、毎朝テーマ音楽で朝が始まる感じで、欠かさず聞いていました。当時のテキスト代は確か、150円くらい。低額のわりには効果の大きいの自己投資だったと思っています。はじめてイギリスの地に降り立ったとき、たどたどしいながらも、「あ、私ったら、喋れる・・・。」と思えたのは、ひとえに、この番組のおかげです。
貧しくなって家財がどんどん無くなっても、最後に手放すのはラジオ。家なき子になり、リヤカーに鍋釜と共に積んで、必ず持って行きたいのもラジオ。
All we hear is radio ga ga
Radio blah blah
Radio whats new?
Someone still loves you
聞こえてくるのは
ラジオのガー・ガーだけ
ラジオのペラ・ペラ
ラジオ、何か新しい事があったかい?
誰かが、まだ、君を愛している
*典型的イギリス家庭は、一家に一枚は必ず、クイーンのベスト・アルバムを所有しているそうです。その点では、うちも典型に属します。
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