ガーキン
ロンドン内、街中を歩くなら、私は、買い物客や観光客で押すな押すなのオックスフォード・ストリートやリージェント・ストリートなどのウェスト・エンドよりも、テムズ川沿いや、ロンドン東部の金融の中心シティをぷらぷらする方が好きです。
シティ周辺は、もともとロンドンが始まった地域でもあります。1666年のロンドン大火により、多くの建物が焼失しているため、それ以前の建物などは、ほとんど残っていませんが。
あちらの細道、こちらの裏道を入りながら、新旧入り混じった建物を眺めるのも楽しいものです。
*****
古びた教会の背後に、にょきっと建つこのシティの若者は、30セント・メリー・アクス(30 St Mary Axe)、一般には、そのニックネーム、ガーキン(Gherkin)の名で親しまれています。2004年に建設終了し、すでに、すっかりシティのシンボルの感。
建築家は、テムズ河畔タワー・ブリッジ近辺にあるロンドン市庁舎や、テムズ川を渡る歩行者専用橋、ミレニアム・ブリッジでも知られるノーマン・フォスター(Norman Foster)。
私は、この日この時、たまたま、セント・ポール寺院付近を歩いていて、爆風で近くのビルの建物のドアがバーンとものすごい音とともに開いたのを覚えています。
さて、話をガーキンに戻して・・・。
このガーキンというニックネームは、酢漬けのピクルスにする小型きゅうりのガーキンに形が似ているという事からきています。酢の物好きなので、酢漬けガーキンは大好きですが、この建物は、私には、ガーキンというより、太ったロケットか、色が違えばリップスティックのように見えます。
以前、テレビで、「この建物何に見える?」などと一般の人に聞いているのを見ましたが、「爆弾」と言う人もいれば、「ちょっと下品だから、口にできない。」なんて人がいました。・・・この人、一体、何を想像したんでしょうか!
これは、真下からの大アップ、インパクトあります。
我家でしょっちゅう買うのは、スーパーのセンズベリーズ社の自社ブランドのガーキン。適度な甘さと酸っぱさが美味しい。瓶のラベルを見ると、酢、塩、砂糖、たまねぎ、からしの種、ディル、赤ピーマンのみじん切りなどと一緒に漬け込んであります。
お茶漬けをすすりながら、ガーキンをぼりぼりと食べる・・・ささやかな幸せのひと時というやつです。
シティ周辺は、もともとロンドンが始まった地域でもあります。1666年のロンドン大火により、多くの建物が焼失しているため、それ以前の建物などは、ほとんど残っていませんが。
あちらの細道、こちらの裏道を入りながら、新旧入り混じった建物を眺めるのも楽しいものです。
*****
古びた教会の背後に、にょきっと建つこのシティの若者は、30セント・メリー・アクス(30 St Mary Axe)、一般には、そのニックネーム、ガーキン(Gherkin)の名で親しまれています。2004年に建設終了し、すでに、すっかりシティのシンボルの感。
建築家は、テムズ河畔タワー・ブリッジ近辺にあるロンドン市庁舎や、テムズ川を渡る歩行者専用橋、ミレニアム・ブリッジでも知られるノーマン・フォスター(Norman Foster)。
ここは、以前は、バルチック海運取引所(Baltic Exchenge)のあった場所ですが、取引所は1992年、北アイルランドの、イギリス支配下からの独立と、アイルランドとの統合を唱えるIRA(アイルランド共和国軍:Irlish Republican Army)によるテロの爆弾で、補修不可能なほどの被害を受け、建物は解体。取引所は近くの38 St Mary Axeへお引っ越し。爆弾被害を受けた周辺は再開発され、こうして今はガーキンがぴかぴか光りながらロンドンの町並みを見下ろしています。
爆弾と言えば、上の写真で、ガーキンの手前に映っている可愛らしい塔のある建物は、セント・エセルバーガ(St Ethelburga's)と呼ばれる元教会。こちらは、1993年4月のIRAの爆弾でやられています。
セント・エセルバーガ教会は、ロンドン大火、及び、第2次大戦中のドイツ軍の爆撃を生き延びた、シティー内でもかなり古い教会だったので、非常に惜しい事ですが、IRAにより、教会のすぐ外に止められたトラックに仕掛けた爆弾が炸裂。天井も何も吹き飛ぶほどの被害を受けました。修復後、2002年に、教会と言うより、和解と平和のセンターとして再オープン。先日、中を覗いたら、広々とした明るいスペースでした。
この教会だけに留まらず、1993年の爆弾による周辺の破壊もかなりのもので、近くの高層ビル(上の写真:当時はナットウェスト・タワー、現在はタワー42と呼ばれるビル)も、窓ガラスが木っ端みじんに砕け。土曜日であったためと、警察に警告の電話が入っていたため、負傷者の数は爆弾の規模のわりには少なく、死者は、1人のジャーナリストだけでしたが。
私は、この日この時、たまたま、セント・ポール寺院付近を歩いていて、爆風で近くのビルの建物のドアがバーンとものすごい音とともに開いたのを覚えています。
さて、話をガーキンに戻して・・・。
このガーキンというニックネームは、酢漬けのピクルスにする小型きゅうりのガーキンに形が似ているという事からきています。酢の物好きなので、酢漬けガーキンは大好きですが、この建物は、私には、ガーキンというより、太ったロケットか、色が違えばリップスティックのように見えます。
以前、テレビで、「この建物何に見える?」などと一般の人に聞いているのを見ましたが、「爆弾」と言う人もいれば、「ちょっと下品だから、口にできない。」なんて人がいました。・・・この人、一体、何を想像したんでしょうか!
これは、真下からの大アップ、インパクトあります。
*****
食用のガーキンは、ものによっては、それは酸性強くつけてあるものがあり、出されて食べたら、胃がひっくり返るようだったりした事もありました。
我家でしょっちゅう買うのは、スーパーのセンズベリーズ社の自社ブランドのガーキン。適度な甘さと酸っぱさが美味しい。瓶のラベルを見ると、酢、塩、砂糖、たまねぎ、からしの種、ディル、赤ピーマンのみじん切りなどと一緒に漬け込んであります。
お茶漬けをすすりながら、ガーキンをぼりぼりと食べる・・・ささやかな幸せのひと時というやつです。
このピカピカの内部がどうなっているのか
返信削除興味があります。
それと、てっぺんのほうにちょこんと飛び出しているのはなんでしょうか。
私にはロケットか爆弾風に見えます。
ガーキンは少し甘いのを細かくきざんで、
タマネギのみじん切りとツナも一緒に
マヨネーズであえてサンドイッチに
するのが好きです。クラッカーなどでディップ風にしても美味しいです。
お茶漬け・・・
キュウリのキューちゃんのほうが良さそう。
上のほうに飛び出しているフックの様なものは、外側を掃除する時に使う、ワイヤーなどを引っ掛けるものではないかと思います。形は、やっぱり、ガーキンよりロケットですよね。
返信削除きゅうりのキューちゃんは、こちらでは、ガーキンより高いので、量をばりばり食べられるガーキンで、邪道の、肩代わりです。アネモネ風サンドイッチも美味しそうですが。