チムニア
チムニア(chimenea)を買いました。最近、ガーデン用品を置いてあるDIYショップなどに数多く置かれていて人気となっていたチムニア。もともとは、メキシコから来たものだそうで、メキシコのものは、テラコッタ製。スペイン語の辞書でchimeneaを見てみると、煙突、暖炉の意味でした。
"You can burn owt in it."「この中で、何でも燃やせるよ。」
owt は、北部イングランドの方言で、anything(何でも)の意味です。ちなみに、これと似たnowt は、やはり北部訛りで、nothing(何にも)の意。双方、それぞれ、古い英語のaught(何でも)とnaught(何にも)が起源だそうです。
・・・と、話し少しそれましたが、この「burn owt(何でも燃やす)」事のできるチムニアを見てから、ずっと欲しかったのですが、アウトドア・シーズンも終わりに近い今頃になって、やっと購入。メキシコ風テラコッタものだと、すぐ割れてしまいそうな気がしたので、うちも鉄製を買いました。
25キロもするこんな重いものも、最近は中国製。はるばるコンテナ船で海を超えてやってきたわけです。そういえば、煙突部の模様が、ラーメンのどんぶりの模様みたいで、ちょっとオリエンタルです。
ここ数日、庭のパティオで、夕刻は焚き火に夢中です。要らなくなった材木をのこぎりで切ったもの、庭やその辺で拾ってきた小枝などを燃やしていると、しばらくは、煙突から火が勢い良く、べろべろとオレンジの舌を出し。この火が収まり、赤い残り火が、チムニアの底で、静かにゆっくり燃え出したら、煙突に蓋をします。
火遊びが出来る、という子供めいた楽しみの他に、しばらくは、そばに座っていると暖かいので、陽がかげり初め、やや空気が冷たくなってきても、パティオのテーブルに座って夕飯食べたり、お茶飲んだりできるのも、また良いです。
先日お客が遊びに来たときも、余興で燃やしましたが、皆、喋りながらも、目はじっと火を見ていたところをみると、セントラルヒーティングを使う現在の世の中でも、本物の火で暖をとる、というのは、人間の本質にしっくりいくものがあるのかもしれません。
こちらもやっと、朝晩は肌寒いくらいに涼しくなってきました。いいですよね、火をみていると暖かいし、気持ちが落ち着きますね。最近、薪ストーブが人気がでてきましたが、防火の関係で、なかなか無理です^^
返信削除昔はあちこちで火を燃やしていましたが、今は庭で燃やすのはダイオキシンを発生するとかで、禁止ですので、たまにバーベキューがてらの釣りのときの焚き火だけが楽しみです。
あ~~イギリス行きた~~~い^^
うちで燃やしてるのは、大体、木と紙で、灰は、花壇にばら撒いてます。でも、私も、チムニアで焚き火しながら、二酸化炭素排出してるな、という多少の後ろめたさも感じたりします。薪ストーブはこちらでも人気のようですよ。
返信削除東京周辺の都心部の庭での焚き火などは、難しいだろうな、というのはわかる気がします。ご近所からの苦情なんかもありそうだし。
これ、素敵ですね。
返信削除火が見えるっていいです。
私は今も燃えている火がちろちろ見える
灯油ストーブを使っていますが
一昨年の石油高騰の影響で電気やガスに
切り替える家庭が増えたようです。
北海道はもうすぐ暖房が必要な季節が来ます。
チムニア、気がつくと、パティオには無くてはならない一品の様な感じで、人気です。鉄製は、さびちゃうかもしれませんが。屋根の葺きなおしを、10月中に予定してるので、それが終わったら、また燃やす木材もでてきそうです。
返信削除こちらも、朝晩そろそろセントラルヒーティング入れる人が出てきました。