オオバンの子育て風景

日曜日の恒例の散歩に出かけました。

散歩中、人口の池で、オオバン(英語ではクート、coot)の親子を目撃。オオバンの親は、黒い体で、頭に真っ白のお皿をのっけたような風体。泳いでいる分にはわかりませんが、足が、体のわりに大きいのもご愛敬の鳥です。そして、オオバンの雛となると、黒いコケに覆われた丸ボールの様な物体。頭はちょっと赤く、開き切っていないような出目金目玉。なんとも醜いのですが、その醜さが可愛いという、キュートなクートです。

親は、池のふちを覆う水草をすくっては、雛に食べさせていました。まあ、食べ物は沢山あるので、それはいいですが、

見渡したところ、雛は2羽のみ、最初はもっと数が多かったのではないかと思いますが、他の動物や、肉食の鳥にやられてしまうのでしょう。この2羽も生き残ればいいけれど。

同じ池には、カナダガンの親子もスイスイ泳いでいました。カナダガンの雛たちは、黒玉のクートの雛より、もちょっと、威厳あります。

こちらは、マガモのお母さんと子供たち。 この時期の池は、水鳥たちの保育園と化しています。

池のすぐ近くに流れる川にかかっているのは、18世紀に遡るレンガの橋。おー、絵になるなーと、こちらも写真をパチリ。見栄えはいいですが、なにせ、車の無い時代に作られた橋であるため、車一台の幅しかありません。よって、車でこの橋を渡る際には、対向車に注意する必要あり。この手の、古い、車一台しか通れない橋、というのは、わりと多いのです。うちの町の周辺だけで、これを入れて3つありますから。

この橋は、徒歩で渡ったことも数回ありますが、車が向かいからガーっと来ると、ちょっと怖いです。まあ、こうして川沿いをちろちろっと散歩する分には、問題なく、景色の美しさに一味加わっています。また、水鳥たちのように、橋を渡る必要もなく、橋の下を泳いでくぐり抜け、どこまでも行く事ができれば・・・。

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