霜はまだ・・・

しばらく、ぐずぐずとした天気の、雲に覆われた日が続いた後、久しぶりの実に気持ちの良いお天気の日曜日となりました。

Remembrance Sunday(レメンブランス・サンデー、追悼の日曜日)の本日は、例年通りに、ホワイトホールにある戦争慰霊碑(Cenotaph、セノタフ)の前で式典がありました。今年は、第一次世界大戦に参戦した生存者が全て亡くなってしまい、第一次大戦の直接の記憶を持つ人物いない最初の式典となります。

*レメンブランス・サンデーについては、過去の記事「全ての戦争を終わらせるための戦争」をご参照下さい。

式典で演奏する、この人の真剣な表情、何とも言えません。

まだ木々に残る葉に、そして、ホワイトホールを挟む建物にふりそそぐ秋の陽光も美しく。


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まだ、木々に残る葉・・・そうなのです、今年は、まだ霜が降りておらず、10月、11月と妙に暖かい天気が続いているため、落葉樹は、まだ半分近く、枝にその葉を残している感じです。庭では、フクシアの、ランタンの様な赤い花も咲き続けており。思い起こせば、去年の11月末は、大雪に見舞われ、大変な騒ぎとなったのでした。

先日、スーパーマーケットで、雪かき専用シャベルが売られているのを見て、うちのだんなが、また前回の冬の様になったら大変だと、これをひとつ購入。シャベルを持ち上げ、ショッピング・カートに入れながら、そばにいた人に、「こういうのを買う時に限って、雪は降らなかったりするもんですよね。あはは・・・。」と話しかけ。この、どうしようもないジョークに対し、話しかけられた人は、「そういうもんですよ。あはは・・・。」と、お行儀よく答えてくれていました。そして、また、レジについてからも、レジの女性に、「こういうのを買う時に限って、雪は降らなかったりするもんですよね。あはは・・・。」と、性懲りも無く、まったく同じセリフを繰り返していました。

うちのだんなは、今月末から、骨髄移植のため、かなり長い間入院となり、おそらく年が明けるまで、退院はできそうもないので、その間、雪にやられたら、私が、この新規購入のシャベルで、雪かき係をすることになります。今年は、なんとかこのまま、この暖かさが少しでも長く続いて、雪の無い、短い冬になってくれると助かりますが。「こういうのを買う時に限って、雪は降らなかったりするもんですよね。」というジンクスが当たってくれますよう。

コメント

  1. こんばんは
    今年の冬は温かいと天気予報が言っていたので、日本は大丈夫かと思っています。
    ご主人さまの入院で心細いと思いますが、頑張ってください。そして、一日も早いご回復をお祈りしています。

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  2. 入院は、少々延期となり、来週となりましたが、だんなの病気騒ぎは、日常化して、もう慣れた感じです。

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